にレビューを書きましたが、以下は補遺として、あまりに私的な内容だと思うので。
本書の内容ではなくて『生物』という教科についての話になるが…。
教科書はつまらないものと相場が決まっているのかも知れず、自分が習ったときの生物の教科書もやはりつまらなかったが、他の教科書とは何か違ったものを感じたのも事実。考えてみれば、僕の高校時代は70年代後半だから、分子生物学が確立されてから20年かそこら。なのに、すでに教科書にはDNAの説明なんかがかなりの分量あって、当時の感覚としては、生物学の革新を大きく取り込んだ「熱い」内容だったのかもしれない。
普通は教科書に載るような内容というのは、既に枯れた内容ではないか、歴史なんかは近現代は評価が定まらないということであまり大きく取り上げなかったように思うし。
教科書のとっ散らかった感じもそうだし、何人かいた生物教師の人が行う授業がどれもまた、やたらと熱かったことも、今になってみればそういうことだったか、と思い当たる。そう思うと「ア×か」と思いながら聞いていた授業も、なんとなく懐かしいものとして思い出されてしまうから困る。
それと、他のレビューを読んでいたら「文系なので生物はやらなかった」的な書き込みが結構見受けられたけれど、僕の時代はむしろ文系のほうが生物をやることが多かった気がするんだけど、その後変わったのだろうか?だいたい、文系は「生物」「地学」あたりをとって、理系は「物理」「化学」じゃなかったかなあ…、もっとも意識の上では文系でもカリキュラム上は文系・理系に分かれるのは高3になってからだったし、それでもいちおう理科・社会は組み合わせで、たとえば「物理と生物」とか選択できるようになっていたけどなあ。2年生まではだから、地学はやらなかったかも知れないけど生物、物理、化学は『I』は一通りやったよな確か。全然覚えてないけどw
それはともかく、柴谷氏も最近まで著述活動されているようですね。何か読んでみようかな。