- 『 Don't Let Your Deal Go Down 』 John Jackson
とにかくご機嫌な音楽としてのアコースティック・ブルースを楽しみたいときはこの人なんかどうでしょう。実は結構新しい人(60年代以降)なので、昔のSP盤から起こしたような聴き取るのに苦労するような音ではないけど「古き良き」といえるようなニュアンスは十分に持っている。
歌は朴訥としててあったかく、ギターもラグタイム的なスタイルでも決してやたら凝ったりせず伴奏の域をけっして逸脱しない基本的な演奏なんだけども、実にいい感じ。
こういうのを聞くと、要するにブルースのギターってのはあくまで歌の伴奏で、自転車こぎながら鼻歌歌うようなもんなんだということがよくわかる。それでもなかなかできないんだけど。