2007-06-18 01:00:00+09:00
読 . mixi . 玄田有史 . 斎藤珠里

『仕事とセックスのあいだ』 玄田有史、斎藤珠里

mixiレビューから転載

2006年の『AERA』の特集の元になったインターネット調査「労働とセックスに関する調査」その他から日本人のセックスレスの実態を分析した本。本人達は何度も文中でセックスレスと少子化を結び付けようとしているわけではない、と断っているんだが、しかし依然としてそう読めてしまうのはなぜでしょうね?そういう形でしかセックスの実態を(統計的にでさえ)紹介できないとしたら、少子化以上に不幸な事態ではないかと…。

統計分析とフランス(世界一セクシーな国なんだそうだ)の実情紹介が交互に入るのだけど、職場その他でのセクシャリティの抑圧を浮き上がらせるためにわざわざフランスまで行く必要があるのか?日本だって前近代的なものではあれ、抑圧の比較的少ない場(女性が差別されているかどうかというのはまた別な話として)だってあるんじゃないかと思う。

とはいえ、骨盤底リハビリの話とかは耳新しく感心しながら読んでしまった。統計分析的な部分では、まあ、大体想像通りというところかな。