- 『 宗教批判をめぐる 改訂増補版: 宗教とは何か 上 』 田川建三
これは必読書だと思います。以前に別の本を拾い読みして気になっていたのですが、そのはっきりした物言いから、批評家なのかと思ってたのですが、実は今回初めて著者が新約聖書学が本職の学者だと知りました(汗
聖書学者とはいっても、(特に近代的な)宗教を肯定するのではなく、聖書記述の文献学的、実証的研究の成果を使って、厳しく批判的な目を向けています。
内容は近代宗教学、共同訳聖書、マホヴェッチ、ブロッホ、遠藤周作、などに対する批判で、どれも読み応えのあるもの。