なんでmixiニュースには記事がないんだかわからんのだが。
アラン・ロブ=グリエが世を去ったとのこと。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200802190036.html
まあ、入るカテゴリがないか…。
映画や音楽に馴染んでる人ならば、2次元ではなくて4次元の、奥行きと時間性を持ったイメージ同士が絡み合うさまはむしろ自然だと思うが、小説というメディアでも、効果としてでなく機能として、そういうことができるんだ、と気づかされた。
一方『去年マリエンバートで』のような映画では、それを堪能しつつ、ついストーリーの一貫性を求めて探偵目線をしてしまい、果たしてこれは脚本家が呑気なのか、映画ゆえの不統合なのか、はたまた罠なのか?と、居心地悪い思いもする。
文学ミーハーを辞任しない僕だけど、『消しゴム』を読んで以来数年は、画材屋で買った練りゴムを机の引き出しに入れてたな。何かといえばそれをぐりぐりぐりぐりやって。
『消しゴム』も好きだけど、ヌーヴォー・ロマンとしては過去のスタイルから脱していないといえるかもしれない処女作の『弑逆者』が好きだった。カミュの手帳のような感触と、新しいスタイルと。
合掌。