夕べはOLINZ@馬橋でセッションがあるというのでいってみた。
昔はここの金曜日といえばなんでもありのセッションに毎週通ったこともあったが、昨日のはそれとも違った雰囲気ではあったかな。
まあでもなんでもあり的な雰囲気はなくもなかった。
セッションというと普通はBluesとかJazzとか、ロックでもスタンダード中のスタンダードな曲をやるなんてのが多いと思うが、そういうのとはまたちょっと違ったネタを出したいような雰囲気でもある。
しかし、その場合譜面とにらめっこしながら複雑なコード進行をなんてのは練習会めいてナンなので、たとえばIIm7-V7-I-I(VIm7)とかの循環コードの繰り返しでできている曲なんかを選びがちになる。
I-IV7の繰り返しだけで最後までいっちゃう名曲、なんてのもあるからね。
しかし、そういう曲こそ曲者(まさに曲だからくせものなのか)であって、実際に聞いてみると同じ単純なコードパターンの繰り返しなのに、ちゃんとAメロがあってサビもあり、下手をするとBメロめいて聞こえるパートもあったりする。
もし曲を知らない人がコード進行だけ教わってそういう曲をやっても演奏としては全然まとまらないのはある意味では当然かもしれない。
しかし、そういうのこそセッションの醍醐味だと思うんだよね。
たとえばI-IV7というコード進行を提示されて歌モノだったら1コーラス歌われる間にハーモニーや音量や展開の起承転結を把握する。
そのときの仕切り役の演奏の起伏や表情そのほかをみて、全体の演奏をどういう風に持っていきたいのかを把握して対応する。
それができてはじめて単純な進行でも聴くにたえるセットができるわけだろうと思う。
もちろんアリものの曲をやるのでなければ、最初にテーマを出すソロイストがそれなりに展開可能な起承転結とメリハリのある演奏をして他のプレイヤーに指針を与えなければならない。
まあ、難しいよね。
しかし、そういうのができたときこそ、達成感と充実感があるんだけどなあ。