1. 岡ノ谷一夫「ことばの起源:小鳥から学べること」 - 駒場祭公開講座2017
実におもしろい講義だねえ。 おもわずヘッドフォンで聴き観てしまった。
鳥とヒトだけが持っている能力。
- 音を学んでコミュニケーションに使う
- 音を学ぶための神経回路がある
- リズムを取ることができる
云々。
タイトルは「ことばの起源」になってて、ことばより歌のほうが先だったのでは、という考えは他でもみるけれど、しかし、翻って考えてみると、ことばの起源はうたである、という仮説が正しいのかどうかは、泉にはそれほど大事なことではなかったりする。
仮にそうであればもちろん楽しいことだけども、そうでなかったとしても、いつか小鳥のように歌いたいという願いはいやむしろヒトの本来に戻りたいという願いに等しいのではないかとも思えるから。
ところで鳥の歌=さえずりというのは求愛と縄張り防衛のにのみ使われるもので、それ以外の発声は地鳴きといって歌=さえずりとは違うんだそうな。