ここのところは8月始めまで実験めじろおし、そのタイミングでシステムをさらに グレードアップということで、またまた忙しい。
ワタクシはほとんど映画というやつを観ない。
いい映画はどの場面でも1分観ればいい映画とわかるから、全部観る必要なんかない、 と強がってるが、理由はそれだけでもなくて、映画はなにしろ情報量が多いので、 時に観終わってもだいぶの間、映像やらなにやらが残ってしんどいことがある というのが結構大きい理由だということを久々に思い出した。
英語の台詞で英語字幕(ってどういう意味が?)だけど原作は何回も読んでるので、 あ、この場面はなかったなとか、映像にしにくい部分をうまく台詞にいれてるなとか 興味深く観てるうちにすっかり引きこまれてしまった。
ワタクシのイメージからするとスマイリーはもっと小さくて太ってて冴えない風采 なんだが、このくらいが限度なのかな。アレック・ギネス。
"The Sun Also Rises"のブレットとAnn Smileyはワタクシの中では映像化されても絶対 観たくないというくらい偶像化されてるのだが、ここで一瞬出てくるAnnは何故か 好ましかった。ちょっと台詞多すぎだけども。
こうやってたまに二十世紀に引き戻されるのだ。
イギリスとロシア(当時はソ連だけど)が同じコインの裏表、だったか同じ林檎の 片方づつ、だったか忘れたが、そういう認識の意味をあらためて、なるほどと 感得するような今日この頃ではあるのだが。