2008-07-01 22:47:00+09:00
日記 . mixi

突然植物 3 - ネジバナ

mixi日記から転載 id=856185985

知人の家の芝生を見ていて見つけた花。垂直に立った茎にらせん状に花が付いている。なかなかおもしろいなと思ったらその知人も結構その花が自慢らしく「ネジリバナ」だという。なんでも自然に生えているんだけど、これが生えているために除草剤とかまかないんだそうだ。確かに、見ているとなかなか可憐でもあり珍しくもあり。

フォト id:photo_343869336

Wikipediaで調べてみると、和名はネジバナ(捩花)、学名はSpiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M.Bieb.) H.Hara。小型のラン科の多年草。

長い学名だなw

花言葉は「思慕」「秘密の思い出」。「ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草(そう)」とも呼ばれ、別名モジズリ(綟摺)。

「もじずり」って聞いたことあるなあと思って調べてみたら、伊勢だった。

みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに

教科書に出てきたなあ。

しかし検索したWebページによれば、この「もぢずり」は、ネジバナのことではないらしい。


歌に読まれている「もぢずり」は、日本国語大辞典に次のように説明されています。

忍草の葉を布帛に摺りつけて、もじれ乱れたような模様を染め出したもの。また、ねじれ乱れたような模様のある石に布をあてて摺りこんで染めものともいう。古来、陸奥国(福島県)信夫郡から産出する絹織物の模様として和歌・俳諧に多く歌われている。しのぶもじずり。しのぶずり。

なぜ「しのぶ」がつくのかについて、忍草(*1)を摺りつけたからという説と、陸奥国信夫(シノブ) 郡から産出するからという説が、どちらも盛り込まれています。

(*1) 「真淵は、この忍草には今いう羊歯類の植物ではなく、垣衣と書くもので、屋根や垣根や石の上などに寄生する植物だという」(岩波古典文学大系補注)

どちらにせよ、「もぢずり」は「もじれ乱れたような模様」のことで、ネジバナという植物を指すものという説は見当たりません。


(『古典と植物(1)もじずり』 より)

http://homepage3.nifty.com/osuzume/shokubutu/mojizuri.htm

「しのぶもじずり」「しのぶずり」あったなあ。今では「しのぶずり」と聞くとなんか"シノワズリ"の親戚みたいに思えるが…w

写真だと結構大きく見えるけど実際にはこれで高さ12cmくらいかな?

小さくてかわいい花でした。