もちろんZeppelinのですが、あらためて聴くとかなり変わってませんか?
って、唯一無比なのは間違いないんだけど、変わってるというのは曲に歌詞を載せる載せ方が。
たとえば誰でも知ってるこんな曲でも…。
Led Zeppelin - Live in Sydney 1972
この出だしの歌詞はいちおう、"Its been a long time since I rock and rolled,"となっているようだけれども、これが曲にどう載っているかというと、
been a | long | time | since I
が小節の頭)
となっているのだが、考えてみると"been"が拍頭に来るのってかなり変わってないかな?だいたいBluesなんかの歌モノの曲だと語りのリズムがベースになるので、"It's been a"までが前に出て、"long"が拍頭ってのが普通じゃなかろうか。
まあ、実際この曲をカバーしているGatemouthなんかそうやって歌っていて、僕はそのバージョンを聴いて初めてこの曲の歌詞がわかったみたいなところもあるんだけど…^^;
しかし、そう思ってあらためていろいろチェックしてみると、なんかこの人の載せ方って全体にウラオモテがずれてないかな?僕はZeppelinの曲って物凄~く歌いづらいと思っているのだけど、その辺が関係しているのかも?
Led Zeppelin live Montreux 1970 - Heartbreaker
この曲でも、最初の1行から普通に歌うとすんなり入っていけないというか、各シラブルの強勢をこうする、という強い気持ちを持っていかないと最後までたどり着けないという感じがある。
しかしおもしろいのは、というか凄いと思うのは、そういうちょっと変わった歌のリズムが、バックの演奏のノリにドンぴしゃりで合っているように聞こえるところだな。Zeppelinはシンコペーションとか付点音符とかを三人でとるとり方が、強力で、特徴的で、それがめちゃくちゃかっこいいのだけど、歌のリズムも、まさに、そういうリズムのために用意されたかのように聞こえる。
煽られて受けてたってねじ伏せてるという感じ。
"It won't take long just watch and see ..."なんて、ボーナムのハイハットに口で答えたらかくや、というようなリズム。
なんだけど、やっぱり普通は"won't"は拍頭に来るかなあ??
しかし、それがぞくぞくするくらいかっこいいんだから、まあ言うことないんですが。
というようななんとも基本的な感慨をあらためて抱く真夏の夜でした。
LED ZEPPELIN 1969 LIVE Communication Breakdown
http://jp.youtube.com/watch?v=p5BpSwVhsmI
ついでに、このかっこいい動画をw