- 『 LEFT ALONE―持続するニューレフトの「68年革命」 』 すが秀実、松田政男、西部邁、柄谷行人、津村喬
批評家のすが秀美が、自身のモチーフである「68年革命」を背景に、当時当時の運動に係わった人と行った対話からなる同名映画の対話をまとめたもの。
対話に登場するのは、すが秀美、松田政男、西部邁、柄谷行人、津村喬、花咲政之輔。
西部や柄谷が当時何をし何を考えていたかに興味があって読んだが、その存在をほとんど知らなかった津村喬との対話が実に興味深かった。
70年代に入ってほどなく、ジャーナリズムから遠ざかり、料理や気功の分野で活動していたということだが、ニューサイエンスやオウム真理教事件にまで繋がるような思想潮流を見据えた内容で、政治や権力・暴力が、人間の身体性を通して現れるのだから、身体の開放が必要だという主張は、僕にとっては腑に落ちる。
日記に補遺 があります。