2008-11-15 12:00:00+09:00
読 . mixi . 平松剛

『磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ』 平松剛

mixiレビューから転載

新宿副都心に立つ東京都庁舎ビル、その設計者は設計競技(=コンペ)で決まった。それに参加した磯崎新と最終的に設計者に指名された丹下健三は師弟関係。丹下は戦前にデビューし、国家の建築を一時は一身に担い、磯崎はその中から世界的な前衛建築家に育つ。

本書は主に磯崎サイドからコンペに至るまでの磯崎事務所と丹下事務所の動きを追い、さらに、これも磯崎サイドから見た丹下とのかかわりを交え、戦後日本の建築のある側面を描き出そうとしたもの。

僕自身はどちらの建築も好みとは別に興味を惹かれるところが多々あり、それが腑に落ちる箇所がいくつかあっておもしろかった。

日記に補遺 があります。