Fender Precision Bass '62 + La BellaのFlat Wound "Deep Talkin' Bass Strings/Original 1954 Model" = James Jamerson
というわけで、
MotownのFunk BrothersのBassとしてエレキベースの奏法さらには戦後ポピュラーミュージックのイノヴェイターの一人。
ジェームス・ジェマーソン - Wikipedia
僕のプレベ熱が決定的になったのもこの人のおかげが大。
プレベにラウンドならJohn Wetton、John Entwistle、Donald Duck Dunn、をはじめ数え切れないほどいる。RoccoもGorden Edwardsもプレベだし、プレベに嵌るのはまあ当たり前。
なんだけど、あえてFlat Woundというのは、この人に代表されるRound Wound開発前の音源の影響が大きい。
ちなみにRound Woundは確かJohn Entwistleが60年代半ばにRotosoundと共同開発したんじゃなかったかな?というわけで、Roundを張るときはRotosoundなんだけど。
ただでさえ弾き難いFlat Woundしかもヘビーゲージ。
こりゃさすがに無理かも、と、プレベ買ってからはゲージの細いFlat Woundをしばらく貼っていた。
ZaKSのためにそれをRound Woundに交換したけど今はお休みなんで、またFlat Woundに戻そうということで、買ってあったLa Bellaの上記の弦(今ではこれは"James Jamerson Model"と呼ばれてるらしい)に交換した。
この弦はベースにもしんどければ体にもしんどい。
テンションはきついは 太くて押さえると指が痛いは ちゃんと弾かないと鳴らないは 無理に弾くと右手が血豆になるは…。
しかしFlatでないと出ない雰囲気、それが欲しく、ヘビーゲージならもしかちゃんと弾けたらもっと気持ちいいかも…。となれば挑戦でしょう。
以前に貼ってたときは大分楽に扱えるようになったかなと思っていたんだけど、やっぱり何かと楽ができるRound Woundだったせいで張り替えた当初はかなりきつかった。ネックも調整しなければいけないし…、しかし、忘れるとマズい基本を弾くだけで思い出させてくれるこのセット(笑)
さて、これでCrimsonができるようになるまで(なるのか?)このままにするぜ、とりあえずブルースでも、とかいうノリで夕べは初めてお邪魔するセッションに行ってみたら…。
しょっぱなから「21世紀…」をやる破目に(泣
えーこのベースの弦みてよー、できないって! なんてことは言わずにやっちゃうお調子者であった。 結果はともかくw
Crimsonやれば当然例のWettonのヴァーチャルアップダウンピッキングも入るわけで指大丈夫かなあと心配になったが、やってみたら意外につらくなかったんで、をーいけるいける、とちょっと安心。
「どんな指してんですかあ?」
とかいって指を触りにくる御仁なんかもいたが、
「いやいたって普通ですけど」
とか、すまして対応…、そのときはできてたんだけど、数時間後にはこんなになっちゃったよ。
いや~久しぶりだな水ぶくれ。
やっぱり、これからだったか(泣
よし、僕のFender Bassは本物の62年製じゃないけど、この弦で平気な顔でCrimson弾けるようになったら、62年製買うぞ!というのを目標にしようかな
P.S. James JamersonがMotownのベーシストで凄い人だってのは間違いないんだけども、数年前にいろいろ掘り起こしがあって、歴史の書き換えがあるかもという動きがあった。Carol Kayeが注目された件だけど、その辺はその後のMotownのFunk Brothers伝説キャンペーンの効果もあって、またちょっとはっきりしなくなってるようだ。
このベースとんでもないけど、Jamersonの奏法や楽器からいうと違う人だろ~てな録音もあるわけなのね。
その辺はまたいろいろ分析してみたいところではある。
こういうハナシは何しろミュージシャンが無名性のもとで仕事してた時代だから、まあ実はいろいろあるんだよね。
僕としてはMotownの色々な録音や資料・インタビューを等をひっくり返す限りでは、そういうことがあったとしてもやっぱりJamersonもイノヴェイターだったんだろうなという感じはあるので、やはりrespectする一人、というのは変わらない。Ringoのドラムと一緒だな。
P.S. の P.S. この「歴史の書き換え」云々については、以下のWebが参考になる。
モータウン・ミステリー(蘊蓄links)
http://www.yamdas.org/links/motown.html
モータウン・ミステリー ――ヒッツヴィルUSAはどこにあったのか?――
http://www.addmoremusic.net/Motown/mot_toc.html
この件やあるいはBeatlesの演奏に関する問題等は、商売がらみの影響が大きくて、正確な資料が整備されるかどうかわからないということもあって、公式な歴史像が真実にどれほど近づけるかという面であまり期待できないことがある。
もちろん公式的な情報がなんでもアヤシいと考えるのも陰謀史観マニアのようだし。
資料や証言の掘り起こしはどんどんやったほうがいいと思うけども、それらの検証はあくまでも音そのものに還った分析を通してなされるべきだろう。
ニーチェ的だw
ん? そうかな?
わからなくなってきたw