2009-07-21 00:53:00+09:00
日記 . mixi

[転載] Chuck Brown & the Soul Searchers のこと

mixi日記から転載 id=1231523238

かつてのブログから転載ですが、取り上げたCDがここからリンクできないので、代わりにYouTube動画、"Any Other Way to Go?"のCDからEllingtonの"it don't mean a thing"。

カチンコ

chuck brown&the soul searchers_01_it don't mean a thing

というわけで…。


TITLE: Any Other Way to Go? / Chuck Brown & the Soul Searchers DATE: 07/05/2005

マイルス自叙伝を読んでいたら、1987年頃、「ワシントンD.C.出身のリッキー・ウェルマンというすごいドラマーを入れた」なる記述があった。を~全然知らなかった、それにしても、さすがマイルス目の付けどころが違うぜ、と唸ったが、そのリッキー・ウェルマンが参加していたバンドがこのChuck Brown & the Soul Searchersである。これはここで紹介しとくしかあるまい。

80年代の半ば頃から数年間、D.C.ローカルで流行っているDance Musicとして"Go-Go"というのがある、というのはときどきFMなんかで紹介されていた。基本のリズムはドラムとパーカッションで作り、キックが2拍3連ベースでHi-Hatが刻まずにところどころ6連符なども交えた16ビート、それにスネアのバックビートと、おおむねパーカッションによる持続する裏打ちが被る。テンポは1ステージを通して歩くテンポからさして離れず、しかもリズムは止まらない。ゆったりしたポリリズミックなビートがひたすら持続する上を曲が漂う、といった趣で、ダンスホール・レゲエやラヴァーズ・ロックみたいでもあり、ラテンの香りもどことなくあり、ニューオリンズっぽくもあり、という独特のビートをベースにした音楽である。結局メジャーになることはなかったが、後のNew Jack SwingなんかはまさにGo-Goの打ち込み版といってもいいし、Go-GoビートがR&Bに与えた影響は相当なものがあるハズ。

バンドとしてはTrouble FunkとこのChuck Brown、他にはE.U.なんてのもいたが、アルバムもほとんどライブで、Go-Goの典型的な雰囲気を伝える人というと、やっぱりこのChuck Brownということになるだろう。ていうか、D.C.ローカルというより、Chuck Brownとその周辺だけがやってたんじゃないの?って気もする。

ま、それはとにかく、このアルバムもご多分に漏れずライブで、件のリッキー・ウェルマンを中心とするリズムセクションがひたすら、ゆったりしているが熱いGo-goビートを叩き出すのをバックに、掛け合いだか曲だかわからないような雰囲気で歌とギターを演奏するのがChuck Brown。Slyの"Family Affair"や、P.Funkの"Do That Stuff"、JazzやBluesのスタンダードがGo-go化された形で次から次へと金太郎飴のごとき状態となって繰り出される。Ellingtonの曲が多い(このアルバムだと"It Don't Mean A Thing"くらいだが、他のアルバムだともっといろいろある)のは、やっぱりD.C.だからか?

常々思っているのだが、こういう良質なDance Musicというのは、どうもミュージシャンには聴かれないような気がする。ミュージシャン・エゴに訴えないからか?そういう音楽っていろいろあって、Bob Merley以外のいろんなReggae、SKA、Salsoulに代表されるグルーヴのあるDiscoとか、P.Funkでさえあまりハマってるという人に出会ったことがない。だいたいそういう話ができる人はリスナーで女の人だったり…。しかし、ライブでやるならこういう方が絶対楽しいと思うんだが。誰か、Go-Goやりませんか?(笑)


というわけで、ここでもGo-goの話はなんどかしている気がするけれど、未だにGo-goのバンドはできません(泣

いいと思うんだけどなあ…。

ほんと、誰か他の人でもいいからやってw

カチンコ

Chuck Brown Godfather of Go-Go pt. 1 9.13.08

(Part2もあります)

こんな風に。 ネタは"God Fatherのテーマ"でもいいんだよ!