自分以外はみんな若かった…。
めでたくBlockheadsの"Twist and Shout"をYouTubeのおかげで再度聴くことができて、勘違いを確認できたのでw ついでにさらにしばらく聴けないでいた曲の動画を探してみたら、あったあった。
この2つのバンドの共通点はどちらもアメリカのバンドだということ、歌ってるリーダーがその後ソロ、あるいは裏方でバンド・イメージとは異なるスタイルで成功した事。どっちもそんなに売れなかった事w 違いは、Cretonesは西海岸、Polar Bearsは東海岸、てところだろうか。
CretonesのギターとボーカルはMark Goldenberg。Linda Ronstadtに"Justine"を書いてヒットさせ、自分のバンドCretonesの1stにも同じ曲が入っている。Lindaのバージョンは当時彼女がPunk/New Waveにアプローチしたってことで話題になったくらいで、Cretonesの1stも全体に同様なテイストなんだが、2ndの"Snap!, Snap!"はザラザラした感じは押さえてある。"Empty Heart"はそのトップの曲。最初は、なんだか行きっぱなしなのにどっからついて行っていいかわからないような、聴いてて居心地の悪い曲だなあと思った。だが、実は"Snap! Snap! "の他の曲はこういう強引なモノではなくて、50~60年代のアメリカンポップスをその時代のテイストでリメイクしたというような、小粒ながら佳曲ぞろい、それで何回も聴いてるうちにこの曲にもハマったというわけ。
イントロの十二弦ギターの解放弦をうまく使ったリフが気に入って、当時やってたバンドでやったんだな。その頃はギター弾いてたんです。 当時は、Tom Pettyが好きだったり(今でも好きだけど)、Jacksone Brownの"Boulevard"のギターが好きだったり(これも今でも好きだけど、でも彼はライブでこの曲やってくれないんだよな…)、と、考えると、まあこれも好みのウチなんだろう。
Merk Goldenbergって人はなんか当時から何がやりたいんだかよくわからん、という雰囲気を漂わせてるように思えたものだけど、後年は打ち込みとギターでいろんな音楽をやっておるらしい。その辺はあまりフォローしてはいない。
かたや、Jules & the Polar Bearsは、Jules Shearのバンド。後年、Cyndi Lauperの"All Through The Night"の作曲ですっかりソングライターとして認知されたJulesの、実にヘンな歌、ヘンなメロディ、おまけにこのイントロのヘンな(というよりも、いかにも当時の売れないバンドにありそうな安っぽいシンセ!)アレンジ、やっぱり最初はなんだこれ~??と、思ったが、1回聴いたらすぐまた聴きたくなったという曲。
まーこの人は要するにTodd RundgrenからRock少年を抜いたような人なんだろうけど(勝手に決める)、しかし、これはやっぱりいい出来だと思うわ。 単に曲がいいというだけでなくて、前にも書いたかも知れないけど、歌あってこそのこの曲、ってところがしっかりあるし。この運動神経悪そうなボーカルでなかったら、ただの曲で終わっちゃうかも知れんなあと思う。まさか人に曲を書いて成功するとは思わなかったが、やっぱり誰に書いた曲も、本人が歌ったテイクのほうがなんぼかいいと思う。
ま、若い頃はこんなことやってたんですね、とはいっても、さすがにアメリカだし、それなりに技術の裏付けのある音だという気はする。 これがイギリスになるとまたかなり変わってくるところでw
まあなんというか、いろんなバンドが出てきたけど、ほんとみんなヘタでしたねw
しかしどちらも好きだったし、むしろ衝撃を受けたという意味では、Pale FountainsやらAztec Cameraやら、Bluebellsやら、あるいはEnglish Beat(は、まだそれなりにうまかったけど)だったり、A Certain Ratioだったり…、まあ要するにPunk/New Wave以降、山のように出てきたこの手のバンドにいちいちショックを受けていたような気がする。
どれもみんな若くて青臭くてヘタクソだったけども、その中でも輝いてた奴はいたし、PaddyのPrefab Sproutみたいに若さもヘタさもそのままに、それなりに成熟してっちゃったバンドもいた。
なもんで、書ける事はほとんどないんだけども、しかしこの"Jean's Not Happening"は、今聴いてもどこがいいんだかわからないんだけどやっぱりいいしw、"Oblivious"も、眼をつぶって聴けばw やっぱりいい曲だなあと思う。
というか、このAztec Cameraの"Oblivious"をはじめて聴いた時には、自分とはまるで別世界から来た音楽のように(いや実際別世界なんだがw)思えたものだった。
なんでこんなことができるんだろう?と、聴くたびに頭抱えてたもんだっけ。
なんでこういう音楽にそんなに衝撃を受けたかというと、今思えば端的に羨ましかったんだと思うw 若かったり子供だったり、恐れを知らないというか、そういう状態を知らずにはや二十歳過ぎて、これはもうできないよなあ。 なんで俺にはこういう時代がなかったんだ???てな、感じで。
当時、めちゃくちゃ流行ってたWham!とか、Duran Duranとかに対しては全然そんな感情も湧かず、鼻で笑ってられたというのに、なんでこういうのに焦ったのかというのは、また一つの問題であるとは思うけど。
まあ、そんなことはどうでもいいや。
要するに今思うのは、子供ってのは大人ぶりたくなるもんだってこと。
子供ほど大人ぶりたがる、ってのは、今、孫なんかを見てるととても思う事なのだけど、要するに音楽聴き始めた頃ってのは、子供だった分ようけ大人ぶってたってことなんだろう。この頃大分大人になってきて、大人ぶらなくなった分、彼らに身近さを感じたってことだろうと思う。ただ、自分の子供らしさを正しく認識できるだけ大人になるのが大分遅かったってことなんだろうな。
まあ、前にPaul Wellerについても書いたけど、若かった頃にやったあんな曲やこんな曲を、彼らが歳をとってどんな風にやってるのか、あるいはやらないのか、とか、そういうこともかなり興味があったりするわけで。
"Oblivious"なんて、歳とってからはやんねーだろうなあ、と、当時は思ったけど、ちゃんとやってるのねw
コメントは差し控えるけども。しかし、一緒にやってるのが、Neil FinnとGraham Gouldmanというのがまた、なんつーか、ををををって感じですな。 しかし、いい曲だわねやっぱり。
まあ、ワタクシもまだまだ子供ではありますが、大人になっても変わらずできるような音楽をやって行きたいと思うのであります。