簡単に作れる煮干し醤油拉麺。
煮干しなぞ触ったこともなかったが使うようになってみるとなかなか楽しく、 そのまま食べられるのもわかって、腹立ち事の際は出汁にする煮干し、頭と腸を 取り、頭はそのまま胃袋直行カルシウム補給などしながら休憩がてら。
歩ける距離にある肉屋で売ってる肩ロースの焼豚で叉焼麺。
四十年前の短いサラリーマン時代、京橋の客先で遅くまで仕事になると、 近くにあった大衆食堂で晩飯することがあったが、そこで知ったのが カレーラーメン。
意外にあまり見ない気がするが、さらにいうと、カレー饂飩の連想か、 汁自体が薄いカレーになってるのはあれ、そこのは、普通の醤油拉麺に イギリス式カレー(ってつまり本邦での普通のカレーね)がかけてある というもの。
人が注文するのを見てその見た目に最初は引いたが、意を決して注文してみたら、 美味いじゃん!カレーと醤油拉麺の汁合うじゃん!となったのだがしかし、 やっぱりその後はこのスタイルのカレー拉麺に出会うこと少く、 遠い昔の記憶の味となっておった。
肉屋の店先で推しになってた通販でお馴染日本食研の食研カレーなるレトルトカレー。 よくあるレトルトと違って具が入らないのも気にいって、これでカレー拉麺を試す。
これも嘗て立ち食い蕎麦やラーメンによく載せた野菜コロッケを載せて試食。
煮干しと昆布と麺と醤油だけだから、味はそれぞれの素材に大きく左右される由。
となれば多少醤油を吟味というわけで、奥武蔵に来たからには地元の産、 弓削多の高麗郷丸大豆醤油 を試す。 さっぱりしてるが香りが立つ、美味い。 どちらかというと西日本の醤油が気に入ることが多いが、これはよい。 といいつつ、出雲やら湯浅やら嘗てのお気に入りもまた試してみようと思う。
家で刺身とか食わないから美味い醤油も使い道ないしなあというのが解消されそう。
出汁もしばらく水に漬けてからのほうがよく出るし、作業のタイミングが調整できるし というわけで、専用の容器を調達。
麺はこれからお試しだ。
焼豚は切らしたが、ナルトとメンマと菠薐草で拉麺という拉麺。 焼豚でもいいけどもっと油分があってもいいなとラードとかスーパーで探したが なかった。
煮干しの出汁の醤油拉麺、まだまだ楽しみだが、一方で鶏がら出汁の美味そうな 作り方も見つけたのでこれも試してみよう。