← ↑ → 2026-09-13 15:12:00+09:00
読 . audrey tang . 唐鳳

オードリー・タンのインタビュー2件

毎日新聞と日経XTECH

7月に来日していたようで、2本のインタビューが掲載された。

ある立場にすればしごく順当な内容で、このスタンスは大事にしたいものだと思うが、苦笑するしかないのは、

「日本では、多くの人がイデオロギーや意見の対立を『調和を乱すもの』と感じている。一方でプルラリティーでは、対立を共創に転換するエネルギー源として捉える。」

「『違いは雑音だ』と言えば、テクノロジーによって急速に単一の考えが強化され、多様性が失われる。しかし、違いを「声」と捉えれば、さまざまな声を求めることになる。」

といったくだり。

日本にはプルラリティーは無理かもなあ。

AI新世紀:オードリー・タン氏が提唱するデジタル民主主義とプルラリティー 要約

1. AIが抱える分断のリスクと「第3の選択肢」

アテンションエコノミーに基づくSNSや、定額制の対話型生成AIは、社会の分断や個人の孤立を助長するリスクを抱えている。唐鳳(オードリー・タン)氏は、AIを個人ではなくコミュニティーに結びつける「第3の選択肢」を提唱する。

2. 「プルラリティー(多元性)」による共創

単一性を意味するシンギュラリティーに対抗し、意見の違いや対立を共創のエネルギーへと変換する「プルラリティー」の概念が重要である。

3. 台湾における熟考型世論調査の実践

2024年の詐欺広告対策において、台湾政府はオンライン上の熟考型世論調査を実施し成果をあげた。

4. 拡張された集団知(AGI)の実現と日本の可能性

汎用人工知能(AGI)の開発競争ではなく、人々の集合知を高める「拡張された集団知(Augmented Group Intelligence)」の実現を目指すべきである。

台湾初代デジタル担当相オードリー・タン氏に聞く

1. AIの進化と「拡張された集団知」

2. 経営者のAI活用と過度な依存の回避

3. サイバーセキュリティにおける新たな脅威

4. テクノロジーにおける「競争」から「ミッション」への転換

5. 逆ケンタウロス化を防ぐ教育のあり方

6. AI時代における「人間の仕事」の変容

7. テクノロジー導入と「CIP=集合知プロジェクト」による民主的ガバナンス

8. AIの軍事利用と「防御優位」の実現