2008-10-25 22:26:00+09:00
日記 . mixi

パスタにまつわる思い出

mixi日記から転載 id=974370303

日本人が選ぶパスタの定番、今や「カルボナーラ」

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=647510&media_id=54

10月25日が“世界パスタデー”だということをご存知だろうか? この日はパスタの魅力を広くアピールすべく1998年より制定された記念日とされるが、オリコンではこれに合わせて『好きなパスタ料理』についてアンケー ト調査(複数回答可)を実施。その結果、コクのある味わいが人気の【カルボナーラ】(47.0%)が1位を獲得した。昔から馴染みの深い【ミートソース】 や【ナポリタン】ではなく、日本人が選ぶパスタの定番は今や【カルボナーラ】のようだ。

日本人が好きなパスタ料理とは? ランキング表とコメントを紹介

http://gourmet-cdn.oricon.co.jp/59368/full#rk

【カルボナーラ】は男女別、世代別の全ての部門で堂々の1位に。濃厚なソースのクリーミーな口当たりと、コショウのアクセントが人気で「パスタ とソースの絡み具合が絶妙でとても美味しい」(千葉県/40歳/男性)、「ベーコンの香ばしさとコショウの辛みが、まったりとしたソースと合ってたまらな い」(神奈川県/20代社会人/女性)と多くの日本人の舌を虜にしているようだ。

2位は「昔から食べていているし、やっぱり一番口に合う」(東京都/専門・大学生/男性)と家庭でもお馴染みの【ミートソーススパゲ ティ】(34.5%)。ひき肉とトマトソースの相性はバッチリで「悩んだ時はミートソースを頼んでしまうことが多いですね」(東京都/30代/男性)とい うように、やはりまだまだ“定番の味”は健在だ。

続く3位は【ペペロンチーノ】(32.0%)。ニンニクにオリーブ油、唐辛子と食材はシンプルながらも奥が深く「素朴ではあるが店の腕が解るの はこのパスタだと思う」(埼玉県/30代/女性)、「作るのが難しくて、美味しいペペロンチーノに出会った時はとてもうれしい」(和歌山県/30代/男 性)とのコメントが多数を占めた。

4、5位に登場したのは、あの“プチプチ感”がたまらない和風の【たらこスパゲティ】(28.6%)と【明太子スパゲティ】(25.8%)。7 位には「昔から母がよく作ってくれた味なので」(三重県/30代/女性)と懐かしの味【ナポリタン】(18.8%)がランクインした。

パスタは『洋風と和風どちらが好きか?』の質問でも、約8割が【洋風】(76.4%)を支持したように、【カルボナーラ】や【ペペロンチーノ】 といったパスタ料理を好む人が多かった今回の調査。今晩は年に1度のパスタデーを意識しながら、お気に入りのパスタに舌鼓を打ってみては?

(10月14日~10月17日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1000人にインターネット調査したもの)

1. (ORICON STYLE)

僕もパスタは大好きなので早速25日の晩飯はペペロンチーノにした。

パスタというと、実際に食した思い出もいろいろあるが、パスタがでてくる印象深い映画があった。ところがこれが観ただけで情報が何も残っていない。イタリア映画で、マルチェロ・マストロヤンニが出ていたのだが、どうも通常の出演ではないらしく、彼のフィルモグラフィーを見ても載っていない。タイトルも覚えていないし、監督も、もともとコメディーの監督をしていたというくらいしか記憶になく、名前さえ思い出せない。

映画の粗筋はこんな感じ。

若いときから親友として付き合っているマストロヤンニを含む三人の男がいた。そこに一人の女が現れ、その三人と順番に付き合って4人とも年老いて行く、という筋立て。

いや、マストロヤンニとは付き合わなかったのかな?

とにかく最後は現実と同じように(俳優としてではなかったかも知れないが)成功し、別世界にいってしまったマストロヤンニを、女を含む老いた三人がどこかで偶然見かけるところで終わっていたような気がするのだが…。

で、しがない庶民のままである他の二人の男を女が渡り歩くのだが、一人から一人にのりかえる夜の小道具にパスタが出てくる。

男とうまく行かなくなって泣きながら家を出てさまよう女が、ゆくあてもないまま、当然つきあいのあるもう一人の男の家の扉を叩く。びっくりして迎え入れる男は様子を察して女を招きいれるが、貧乏なので何も出すものがない。で、彼はボールに一杯パスタをゆでてバターを載せてボールのまま女に渡す、と、女もそれを泣きじゃくりながら頬張る。パスタ男の方は気が小さくて思い切ったことができない正直者なのだが、その日を境に女はパスタ男の愛人となる、という場面。

ペペロンチーノは「貧乏人のスパゲティ」といわれるくらいで、オリーブオイルとにんにく、せいぜいパセリとベーコンの切り身がのるくらいのシンプルな料理だが、貧乏人どころか、これはもっと質素。なにしろ、塩をふったお湯でパスタを茹でて、バターを絡めてかき混ぜただけ。

しかし、実はこれがかなりうまいのだな。僕もよくやった。

まあ、これは一般には恋愛モノといわれるところがある映画なのかも知れないが、ダンテやスタンダールやラディゲやゲーテが書いたのとは似ても似つかない「恋愛」、これがむしろ普通の男女の結びつきなのではないか、いやむしろ文学にあるようなのが「恋愛」ならば、おそらく僕も含めてほとんどの人が「恋愛」なんぞというものを経験することは稀なまま死んでゆくものであり、仮にそう呼んでいるにせよ、実際に行われていることはそれとはまったく違った中身のものなのだろう。当時僕自身がそういう経験をした後だったせいもあったろうか、そのことが、だからいけない、というのではなく、むしろ、哀しくもいとおしい人間の条件のように思えたし、そういう男や女という存在を、認めたいという気がしたものだった。

この映画と、パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟の「サン・ロレンツォの夜」の一場面をこの時期にみたことは、僕の恋愛観、女性観の観念性をそうとう抜いてくれたように思う。

もちろん、それを実践で試す機会にはほとんど恵まれていないわけだがw

しかし、どちらもイタリア映画なんですな。こういうのを撮らせるとイタリア人はやるなという気がする。なんか退廃と耽美の人みたいになっちゃったルキノ・ヴィスコンティにしても「ベリッシマ!」のような、食べて愛して楽しむのが生きることだという感覚が充溢する初期作品があるし、仔細に見れば後期の退廃耽美ものにもそれがうかがえるように思う。フェリーニはもちろん言うまでもないし。ベルトルッチにしても「暗殺の森」のドミニク・サンダの美しいとしかいいようのない肢体をさらさせながら、どこか生きて食べる動物の匂いを画面に充満させたりもする。

その生きている動物という感覚が「食」的な感覚とどこか結びつく映画が多い気がする。イギリス映画だと動物は単に野性であり、フランス映画だと動物とは生殖・性欲だったりするのか。

まあ、ヨーロッパのことで、それぞれ隣接も混交もしているんだから、一概には言えないだろうが。

書いている間にいろいろな角度から調べていたら、パスタ男の映画の情報が出てきたぞ。たとえば、これ。

クリップ

C’eravamo tanto amati - あんなに愛しあったのに - エットレ・スコーラ

http://www.oeff.jp/367_C-eravamo-tanto-amati.html

これですね。

監督:  エットーレ・スコラ 出演:  ニーノ・フレマンディ  ヴィットリオ・ガスマン  ステファニア・サンドレッリ  ステファノ・サッタ・フロレス  ジョヴァンナ・ラッリ  アルド・ファブリッツィ  マルチェッラ・ミケランジェリ

1974年の作品。 このページにはマストロヤンニの名前はないけれど、翻って彼のフィルモグラフィーを見てみてると、ちゃんと載っているので、これで間違いないと思われます。

どうも記憶しているストーリーはだいぶ変形されているようで、映画そのものに興味がある方は僕に聞かないで上記リンク記事か実際に観るかしてくだされ^^;