2009-06-22 16:53:00+09:00
日記 . mixi

物の気は物の怪

mixi日記から転載 id=1204164745

近々引越しするのでこれを機会に不用品の処分をしている。

といっても、即座に捨てるとか決められるようなものはあまりないので、結局移動してから場所がなかったら考えようというモノが多くなりそうなのだが、その中に知り合いから預かったというか貰ったレコーディング機材とスピーカーが。

実はこれがちょっと出所がちゃんとしてない奴で(ってヤバいもんじゃないよ)、それが理由で元の持主から、人に譲ったり売ったりするのは勘弁してくれと言われているもの。

そんなわけで、そのときはとりあえず廃品回収業者になったつもりで貰ってきたのだが、家に入れてみるとこれが結構な心理的な負担を産んだ。

スピーカーのほうは英国某メーカーの往年の名器で、家でもしばらく使って、気に入ったし、いろいろ勉強させてもらった。しかし、あまりに音が良すぎて(w)モニター用途に不向きなのと、サイズが大きくて邪魔なせいでほどなく引退、不用品置き場へ。

機材のほうはラックマウントするエフェクタが一山なんだが、これが出たときはそれなりだったんだが、コンピュータベースのデジタル・レコーディングが主流になった時期としたらなかなかセットアップしていつも使えるようにしておくのは(そうしないと結局使わない)しんどいという代物。

で、これは結局使わずに不用品置き場へ直行。

貰ったものだから速攻捨てるというのもなんだし、売り飛ばそうにも貰ったときのハナシがあるし、なんか中途半端な感じで結局3~4年経っているかなあ。

で、さすがに引越し後まで引きずることもなかろうと先日まとめて捨てた。

捨ててみて気がついたけれど、ああいうものってあるだけでなんか気が滅入るところがある気がする。

もともと使われるために作られた道具なのに、使われるのか使われないのかわからないままにただ空間を占有している。それを見ていると、なんとなく引っ掛かりを感じる。それが自分の行動まで拘束するような気もするし、目に入ると「成仏させてくれよ~」と言ってるような気までしてくる。

妖怪ってのは室町時代頃のなんとか草子で、古くなって捨てられた道具が成仏できなくて闇にまぎれて化けたの最初だとか何かで読んだ気がするが、「物の気=物の怪」、それが実感できるような感じを受けていたんだね。

なんか捨ててみて肩の荷が下りたような感じがあるw

まだ他にも動かないわけじゃないけど遅かったりでかかったりしてもう使わないパソコンとか周辺機器とかパーツたくさんあるんだよなあ。

幸いいまやどんどん持つモノは少なくてよくなってる時代でもあるし。

これも今回処分しようっと。

P.S. マイミクさんの中でそういえば僕に機材を預けている人がいるのを思い出しましたが、今回のはそのブツの件ではありません。 それはちゃんとありますので、ご安心をw