== 2011-03-16 ==
地震研究者石橋氏の地震後初の見解が出た。以前から「原発震災」の危険について警鐘を鳴らしていた氏とすれば痛恨の事態であろう。
http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/2011touhoku.html
12:52に千葉県東方沖で地震。危険視されていた余震に入るだろう。津波が起きなかったのが幸い。千葉県東方沖のクリティカルな海域よりはまだ震源が北方のようだし、規模も小さい。
http://tenki.jp/earthquake/detail-4046.html
== 2011-03-17 ==
東海村周辺のテレメータ測定値には変化なし。05:30現在、どれも1000nGy/h未満であり問題なしと思われる。
現地の状況は依然として好転していない模様。僕は基本的に原発はやめるべきと考えているが、こうなってくると、とにかく現状をどうするか、あるいはここまで被害が拡大しないようにするにはどういうオプションがあったかというようなことを考えてしまう。
妄想的案として原子炉をまるごと水没させるというのはどうかと思いついた。
史料によると、秀吉の高松城水攻めでは、長さ4km、高さ8m、底部24m、上部12mの堤防を12日間で構築し、川の水を引き込んで200haの湖を出現させたという。
原子炉周囲1kmを堤防で囲うと考えると長さは3kmちょっと、すでに地震後5日経っていることを考えると、工期的にはありかも、問題は水をどこから持ってくるか、溜めた水が格納容器および圧力容器に外から入り込めるのか否か不明、水全体が放射性物質で汚染される可能性およびその是非、といったことで、そもそも現時点でそれだけの労力を投入できるなら、電源およびポンプの手配に振り向けた方がよかろう、ということでやはり妄想レベルと結論したが、その後、ヘリコプターから放水を検討するも断念、機動隊の高圧放水車投入検討(今頃???)などのニュースを見ていると、妄想でも考えを進めて行った方がいいんじゃないか…orz な思いにとらわれる。
そんな中、今朝になってtwitterにこんなつぶやきが流れてくるのを発見。
1. @ueharams: 提案;福島原発の護岸に1000トン海上クレーン船にディーゼル発電機、注水ポンプを搭載して護岸につけ、そこからコンクリートカルバートを延長させて注水現場まで敷設したらどうか。カルバート内に配管設け、注水されたらよい。
プラント関係の人のアカウントらしい。ボックスカルバート工法はコンクリートの筒を繋げてトンネルなどをつくるようなときに使うもの。見れば、ああこれかとなるくらい一般的だと思う。
http://www.maruei-con.co.jp/catalogue/018/katou.htm
この場合コンクリートが放射線の防御壁の役割も果たすので炉まで近づくのがより容易になるというのがポイントらしい。この人は別のつぶやきでも、
すでにに実施されつつあることをいのるが、長年やってきたOBの目からは、高線量下での効果的な大量注水・電源確保、防爆対策などの短期簡単工法はいくらでも提案できる。機材や人材は日本中にいっぱいあるのに。無念です。
2. まだまだ有効なうつ手立て、リカバリーはいくらでもある。設計者を活用してほしい。対応に必要な機材・人・コスト・期間が瞬時に計算できる。現場と当事者は目先にうばわれ気の毒。ひろい視野で工法を考えられたし。
と述べてるが、そうであれば、なんとかうまく活用してほしいものだと思う。
本日もやるべきことに捕われる一日となる。