もう一ヶ月以上前のことだが記録として。
ここ数年は毎年浅草の観音様に初詣して御神籤をひいてくる。 初詣といっても混雑は嫌なので正月だいぶ、下手すると数ヶ月後ではあるが、 とにかくその年に初めて観音様にお賽銭して御神籤ひいて浅草神社の三社様にご挨拶を するをもって初詣としている。
いいかげんである。 雑である。
しかし観音様はわかってくれるし受け入れてくれると確信できるからこそ、 この歳になっても他に用もないのに出かけるわけである。
ま、それはともかく。
今回は雷門はパスして横道の伝法院通り経由。 混雑を避けたかったので。 あらためて気がつくが、この通り上の看板は古いものが残ってるのか、下の店とは 合ってないんだな。
閑散でもなく大混雑でもなく、まあ歩き易いレベルで一安心。 いつもはスルーする線香にも辿りつき、久々に頭が良くなるおまじない。
今回気づいたこともう一つ、観音様の扉になにやら梵字が描いてある。 あんなの前からあったっけ?
昔から見上げていたこの天井の竜も小綺麗になってるし。 まあ本堂も改修したり、いろいろ昔のままではないところ多々なのは当然として。
疑問は疑問としてともかく巡回。 三社様はいつも通り。
スカイツリーより花やしき。
屋台呑みも惹かれるがいつも車だから呑めない。
最後は思い出したように赤提灯ハンター。
さて、梵字だが、 聖観音を表す「サ」 が描かれていたのだった。 なるほど正しく書き現わしておる。 本堂に至る道々にもこの「サ」を書いたところがあったように思う。
奥武蔵に住むと訪ねたい観音様の縁、 高麗若光の墓がある聖天院勝楽寺の仁王門が雷門を模して作られた ことは以前書いたが、 元々観音様はここにいた、という伝承を持つ観音堂 もある。
春のうちに訪ねてみたく思う。