北千住KNOCKのオープンマイクイベント"Sunny Aco Afternoon"、略してサニアコにて。
必ず三曲新曲披露サーキット無事三周目終了。
- 00:05 武蔵野のマダム
- 04:15 星を跨いで
- 07:25 歩く夢をみた
ルーツミュージック(主にアメリカーナ)の影響下の曲、変な曲、普通の曲を一曲ずつこの順番で。
『武蔵野のマダム』
令和版大岡昇平の『武蔵野夫人』はどうなるかと想いを馳せてつくった。 さすがに『夫人』という言葉はそのまま使うのはどうかというわけで『マダム』に。
昔からなるべく英語の文句は歌詞に使わないことにしていたが、今年になってからはそれをさらに キツくして、英語の文句は100%、 それに加えて一般にカタカナで表記される外来語も使わないことにしている。
理由はそういう言葉にはまとうアウラがないから、ということなのだが、実際にはカタカナ語では例外もある。
例えば『バス』はカタカナの外来語ではあるが、この語を口にすれば、すでに日本語として充分な アウラをまとっていることがわかる。
そのような語は使ってもいいかなと思うし、逆に使わないとしたらおかしなことになる。 たとえば『エレベーター』を『昇降機』といったら、大概思っているのと違う意味になるだろう。
で、『マダム』という語にはすでにそのような日本語としてのアウラがあるように思えたので、採用。
ベースはオールド・ジャズというかDoo-wapというか、そういう音楽を『ルーツミュージック』と いうことにも留保が必要な気はするが、直感に従った。
Aメロはじめのコード進行はInk Spotsの"Java Jive"から拝借。
『星を跨いで』
五拍子と三拍子が混ざっていて、五拍子などは変拍子といわれるので『変拍子の曲』=『変な曲』と 曲解して変な曲に分類。
まあ、何が普通で何が変か、何がルーツで何が今かとか、みるみる曖昧になってゆく。
『歩く夢をみた』
昔からよく、歩こうとするのだが歩けない、という夢をみるので、そのことを普通の曲にした。
メジャーかマイナーか、でいうとどちらかというとマイナーというようなこういうコード進行の 曲はもともと自分の中にはないような気がするが、出てきたついでにやってみた。
追加した一曲は女性の名前をタイトルにした曲にするという縛りは今回は挫折。 名前探しに女性の名前のリストをいろいろ探したが、これにしようというような名前が見つからず。 さらに範囲を拡げて探索しよう。
で、急に決まったのだが、次回サニアコの前に同じKNOCKの弾き語りが集まるライブに出ることになった。
5/18(土) 20:00〜。詳細後ほどではあるが、40分くらい時間があるようなので、今年作った曲、昔作った曲も 交えて10曲くらいできるのではないかと。
時間がないのでどれほどバージョンアップできるか。