北千住KNOCKのオープンマイクイベント"Sunny Aco Afternoon"、略してサニアコにて。
必ず三曲新曲披露サーキットであるのだが、今回は色々あって最終的に仕込みの新曲はなし、 今年作った二曲と、三曲目は新しい試みで。
- 00:00 もうひとねむり
- 03:52 霊園通りで
- 09:10 未来をみたい
「色々あって」の色々が何かというと、挙げればいろいろあって、 毎日あまりに暑すぎるとか、忙しいとか、GuildがほぼDADGAD要員になって、 チューニングを変えるのが面倒だとか、なのだが、 一番本質だったのは、こういうこと。
半年サーキットやってきてほぼ曲ができあがるプロセスに馴染んできて、 これなら月三曲くらいなら楽勝となってきた。 実際今回も仕掛りですぐ出せそうなのが三曲といわず五〜六曲あってどれを選ぶか というような状態。
しかし、一方で、この夏はいろいろと刺激的な音源に出会えて、 それらを聴いてるうちに、自分のこのオートマチズムはいったいどうなんだ? という疑念が湧いてきたのであった。
それらの音源から受けた刺激はもちろん音源によって違うわけだけど、 トータルとしてはいったんこのオートマチズムは切断しようという気になった。
で、まあ、この辺でもう一回やっとくか、という二曲と、結果的には 新曲となった一曲、となったとさ。
『もうひとねむり』
イチサンヨンゴのAとヨンイチヨンゴのBで、A-A-B-Aという、シンプルな構成の曲。
このくらいのシンプルさで、セッションとかにもちこんでも嫌がられないのでは? と期待できるような曲は、 何曲あってもいいので、というつもりで作ってる。
『霊園通りで』
これは多少複雑な進行のいわゆるロッカバラードっていうのかな。
やってみてからキーを上げたほうがいいと思っていたのに気がついたが既に遅し。
後でキー上げる参考になるように、無理に高音シャウトせず、メロディを自分としては きちんと唄ってみた。
しかし、もう人前でやるのは三回目だったが、相変らず自分が作った曲のような気がしない。 気がつかないままに誰かの曲を唄ってしまっているのではないかという疑いが消えない。
『未来をみたい』
新しい試み、というのはつまり、演奏しながらその場で作っていく、ということ。
妙に間があったりするのはそのせいなのだが、こういうのにDADGADは合うかもしれない。
フリースタイルのラップみたいなやり方が身につくといいな。 こういうのはこれからもやろう。
というわけで、過去半年とは多少異なる日になったが、 その場で唄い演奏しながら作るというのをやったり、 この日の次の日だったか、 さらにいろいろと示唆される音源に、 これまでも好きで聴いてたけど、あらためて気づかされることがあったりして、 次回はまた、 三曲といわず、二回し目も睨んで五曲! と意気込むのであった。