涼しくなってさあもう十一月という頃、体調が悪化した。
どこか痛くてたまらないとか動けないとか、そういうことではないのだが、 出た症状が結構ヤバそうでびびってしまったので、医者へ。
結石やら泌尿器系の炎症か、いくつか原因が考えられるということで、一週間後に血液と エコー検査。
結果を見るのが二週間後。
その結果でどうやら前立腺に何かが疑われるということで、三ヶ月後に再検査とし、 投薬しながら待つ、という次第になった。
最悪癌がみつかるかも、ということだったが、そうでない可能性もあるし、 なにより、症状が治まってからは、それほど生活に支障あるような感じでもなく、 いわば宙吊り的な状態におかれてしまっている。
なので、別に何事もなかったように以前のように暮らせばいいものを、 と思うのだが、 症状があった時のショックが結構大きかったのか、 何事にも臆病風が先に吹く心理状態にあるようだ。
まあ、残念なことに癌がみつかっても、幸いみつからなくても、何かしら治療的なことを始めないと いけないのだが、その方針が決まらないというのも影響してるだろう。
とはいえ、もうそろそろ三週間を経て、ああ、今自分の体はこういう状態なのか、とか体調悪化の前は もしかするとこうだったのかも?というような観測もできるようになってきて、 おそるおそるではあるものの、なるべく平常運転に近づけて次の検査を迎えるようにしたい という気持ちが出てきたところ。
幸い仕事はいろいろと按配して通常通り続けられてるので餓え死にはしなくてすむが、 大事な曲作りになかなか手がつかない。
まあ、その方面ではそもそも色々変化があったところで、本来はここで気合いいれて 方向を作っていかねばならないのに、体調のせいでその気合いを出すのが難しいということかも 知れない。
まあ焦っても仕方がないし、なるようになるさQue sera, seraということで、 やる気になるところからぼちぼちと撒き直し。