2025/03/30、北千住KNOCKのオープンマイクイベント"Sunny Aco Afternoon"、略してサニアコにて。
年度末、サニアコで毎回新曲を三曲やるというノルマを始めたのが去年の四月だったから こちらもちょうど一年、年度末で来月からは年度が変わるということで、気持ちは なんとなく一区切りとなった。
途中体調を崩して休んだりもしたが、復帰してなんとなく最後は帳尻合わせたかなと 自分では勝手に思っている。
結局曲は三十数曲増えて1ステージくらいには足りるようになった。 来年度はひきつづきサニアコで新曲に加えて、他のオープンマイクに可能な限り出て、 そちらではこれまでの曲に手を入れて練習もして、サニアコのがα版としたら β版くらいにして行くこころづもり。
これまで毎回いろいろ縛りを入れたりしていろいろ考えて作ってたが、今回はある程度 できたようなできなかったような仕込みの段階からあまり考えずにさらっと 作ってみた。
そうするとこういうのができるということか。
前回と今回の間に曲に通し番号を振ることにした。 タイトルの前にあるのがその通し番号。
『0042 超広帯域少女』
ここ数年界隈で話題のUWB(Ultra Wide Band)な少女とは?
というのはあまり深く考えないで貰うとして、Beatlesに影響を受けたいわゆるビートポップ系の 音には愛憎入り乱れる身として、なんとかそれを身につけたく機会があれば試みるわけで、 これはその試みの一環。
最終的には三〜四声でハモって仕上げるつもり。
しかし、お手本となってるBeatlesにはまったくそういうところがないのに、そのフォロワーは ことごとくお子様ランチ的な脳天気さを帯びているのは何故だろうと思うが、 この曲もやっぱりそういう脳天気な部分がある。
これを払拭すべきか、残ってよしとするべきか、なかなか難しいところで、 というのもその脳天気さにもなかなか捨て難いものがあるわけで。
まあ、そうなってしまうのであればそれも受け入れよう、というところか。
ハモりも考えるともっとキー上げたほうがいいかも。
『0038 このよのおひさま』
最初はPink Floydのゆっくりしたダラっとした曲のイメージで作ったが、 直前に思いついてテンポを上げたらこんなになった。
歌詞は分かる人には分かるEcclesiastes(文語訳)からいくつかフレーズを引いている。
Pink Floydの"Fat Old Sun"から始まって、これはEcclesiastesじゃないか! と気がついて、あからさまに文句を使わせてもらった次第。
文語訳は読んでて、んーこれは?と思うところがあったりして("Vanity of vanities"が「空の空」とか)、 このまま置いてはおかないかもしれない。
"Vanity of vanities"は歌詞に(英語ではなく)入れたいし。
『0035 この河を』
還暦を過ぎてこれからは歳を取るのでなくて歳を減らしていくんだ的な考え方があって、 少しそれが反映しているかも知れない。
遡っていくとだんだん若くなる河があるという想定で、生まれ変わる、というか変態(昆虫のだよ)を 逆にやるというようなイメージ、もしかしたら『どろろ』の影響もあるかも。
子供が大人になるときの重大な変化としてライヒがいう『緊張の鎧』を纏うことがあると 考えているので「鎧を脱ぐ」というのを入れたが、この辺もまだ全然こなれていないな。
今年度やってみて痛感したのは歌詞の難しさ。
ストーリーとか意味内容ではなくて、まず使える言葉が非常に少ない。 普段の会話ではさほど気にならなくても、歌詞にして唄おうとするとどうしても 入っていけない言葉が非常に多い。
さらにリズムにのる言葉というと…。
もちろん、これは唄い回し節回しも含めて個人の能力が現れていると言ってしまえば それまでだけど、来年度はこれまでにも増してこの課題に取り組む必要を痛感する次第。
難しいものだのを。