2026-08-16 13:37:00+09:00
読 . 観 . 政 . 技 . 前嶋和弘 . 浜田敬子 . 宇野常寛 . 斎藤幸平 . quinn slobodian . ben tarnoff . elon musk . ポスト・フォーディズム . 奥山俊宏 . 小俣一平(坂上遼) . 真山仁 . 春名幹男 . 津田通隆 . 西山圭太 . open dataspaces . palantir

見聞読録 トランプ以降、マスキズム、ロッキード事件新資料、Open Dataspaces、Palantir

動画についてはAI要約を全面的に導入

今回からGeminiによる要約を全面的に導入してみる。

  1. 動画視聴
  2. GeminiにURLを渡して要約させる
  3. 文字起こしがあればそのまま可能
  4. ない場合
    • yt-dlp -x -audio-format mp3 <url> でローカルに音声ファイルを作成
    • 音声ファイルをアップロード

の手順。

というわけで。

1. トランプ以降の国際政治のゆくえ―予測不能な世界をどう生きるか|前嶋和弘×浜田敬子×宇野常寛 (YouTube)

今のアメリカの姿勢はトランプ個人から由来するのでは必ずしもない。 それを考慮に入れて今後を予想しなければ。

概ね妥当な現状認識と展望とみる。

2. 【マスキズム vs 斎藤幸平】イーロン・マスクが変革する資本主義/巨大テックと国家の癒着/資本主義の次なるOS/スペースXの国防利権/GAFA解体論/新自由主義の崩壊/生き残る企業の条件 (YouTube)

① 「マスキズム」とは何か?

② フォーディズムとの違いと「社会契約の不在」

③ 脱グローバル化と垂直統合

④ テクノロジー過信への懸念と対抗策

イーロン・マスクを始めとしていわゆるテック右派の思想と実践を「マスキズム」と捉えフォーディズムとの対比において その問題点を分析する、というのは、マスクたちに命名を与えて、かつポストフォーディズムの一つの流れと位置づけるのは、見通しをクリアにするのに役立つと思われる。

一方で、動画では簡単に触れられているのみだが、トヨタ(カンバン)方式についても、 ポスト・フォーディズムとして位置づけて分析しなおしてもいいかもしれない。

ここで使われている用語でいえば「垂直統合」である。

本来ならば、理想的にはテクノロジーは分散型グローバリゼーションをこそ支援するべきで、 特にネットワーク、ITに我々が期待する(した)のはそこではないか。

マスク個人についていえば、そのテクノロジカルなヴィジョンは驚かされるものがあるし、 それを実装にまで持っていく力は、好みは別にして評価せざるを得ないところがある。

ただ、くだけていえば、「それはそうすれば実現するかもしれないけど、そういう風にやっちゃダメでしょう」というような、 実装の仕方を取ることも多々あるわけだ。 国家への癒着などはその最たるものだが、 魅力的なテクノロジーを実装するために必要な邪悪な部分を極小化する努力を、マスクはしているのか、というところか。

なんにせよ、ここでインタビューを受けている スロボディアンとターノフの『マスキズム 新たな独占の時代』 は必読と思う。

また、この動画で興味深かったのは、インタビュアーとして出演している斎藤幸平。 この人、インタビュアーとしてもかなり優秀なのではなかろうか。 まだまだ活動に広がりが出そうな気配である。

3. ロッキード事件での田中角栄元首相逮捕から満50年 特捜部作成の逮捕決裁文書が明らかに - 奥山俊宏のニュースレター (the Letter)

記事の要約:ロッキード事件から50年、逮捕決裁文書の公開とその意義

1. 50年目の「田中角栄逮捕」決裁文書の公開

2. 日米の史料環境の違いと今回の公開意義

3. 情報公開の正当性と「民主政治」への寄与

この記事は日本側の新資料についてだが、一部米側の資料についても言及されている。

それも含めた調査については以下の書籍がある。

一方、米側資料の調査、読み解きについては、春名幹男の仕事がある(既読)。 これらの関係についても比較したい。

4. 【パランティア“進化系”AIが日本から】社外秘データを取り入れる新技術|DXの思考法の著者が夢見た未来を“実装”|あえて「日本発」とは言わない|経営層こそデータをマネジメントせよ【津田通隆×西山圭太】 (文藝春秋PLUS 公式チャンネル YouTube)

メインの話題であるODS、ダイナミックオントロジーはもちろん追いかけないといけない技術なのだが、 動画の内容としては、「米パランティアとの違いとグローバル展開」の部分が興味深かった。

ODS、ダイナミックオントロジー

AIはデータ収集だけでは強くなるわけではない。ネット上の公開データに限界が見える一方、企業の現場には制約や規格の壁で使えないデータが眠っている。この課題に対し、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2026年4月、データ活用の突破口として『Open Data Spaces(ODS)』の設計思想、プロトコル、参照実装、ガイドブックをまとめて公開した。

とある。 以下のリンクを追うこと。

パランティアのサービス実態

パランティアのサービスは画期的であるとされる一方で、要するにより賢いSAASに過ぎないという意見もあり、 実際にどういうもんが提供されているのかが知りたいところ。

ここで一瞬ではあるがパランティアがどうやっているのか、具体的に語られる。

より賢いSAASというのはある意味当たっていそうで、既にある業務システムを一括して構築される決定論的ツリー というところから、これまでのSAASや、もっと前の時代のシステム統合・改修と本質的には変らず、 これが従来システムと同様のトラブルが発生している理由かと思われる。 以下のようなケースがあったはず。

これに加えて法的な懸念やプライバシー問題があるわけだ。